理事長 あいさつ

 科学技術の発展が物質文明の高度化や電子情報化による、いわゆる「スマート社会」をもたらしました。そして、AI(人工知能)に代表される情報技術の著しい発展とその利活用により、社会は大きく変化し始めています。その一方で、人と人との向かい合った実質的なかかわりは、ますます希薄になってきています。そのため、日常生活や地域社会、職場において、いろいろな問題が生じています。それらの問題の背景には、話す、聴く、コミュニケーション能力の不足があります。

  • 思ったことが十分に言えない
  • 相手の真意を正しく受け止められない

などです。

 現代社会をよりよく生きていくためには、コミュニケーション能力こそ必要なのです。対話によりお互いにわかりあえ、よりよく生きられる、効果的に話す、聴くためには、単なる話し方、聴き方ではなく、自身の人間性が基礎となる話す力、聴く力、すなわち話力を磨かなければなりません。当法人の前身である㈱話力総合研究所は、話力理論に基づいて多くの皆様のコミュニケーション能力向上を60年間支援してきた実績があります。当法人は、話力理論を開発した永崎一則先生を顧問に迎えました。これまでの経験を活かし、より一層、話力理論の普及を図ってまいります。

 現代社会の様々な問題を解決する最良の方法は「話力」を高めることです。私たちは、

  • 「話力(理論)を広め」
  • 「話力(理論)を深め」
  • 「話力(理論)を伝える技術を磨く」

ことに努力し、

  • 明るい人間関係
  • 明晰な思考力
  • 豊かな人間性

を兼ね備えた高い話力を有する人材の育成に寄与してまいります。

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