理事長ブログ「忘己利他」22

ビジネスコミュニケーション「仕事がはかどる話し方のコツ」
 ◆よりよく生きるためのツール ~ 究極のコミュニケーション能力を磨く ~

第22回 コミュニケーション はじめの一歩「自己紹介」

講演

話力総合研究所 理事長
某企業での講演

~ 名前を覚えてもらう ~

 自己紹介の目的の一つは名前を覚えてもらうことでしょう。そして、これは最も基本的で、最も重要な目的です。少なくとも名前を覚えてもらえたら、自己紹介は成功だったと言っても良いでしょう。では、どのように名前を印象づけるか? 次の項目を参考に工夫してください。自分だけの個性的な自己紹介を身につけましょう。ただし、品位と教養、それから親しみを感じさせるように。相手や場にもよりますが、あまり砕けすぎないように注意してください。

① フルネームをはっきりと

 「佐藤です。」「田中です。」「鈴木です。」などと苗字のみ伝える人がいます。しかし、せっかくの自己紹介の機会です。フルネームを印象づけましょう。ゆっくり、はっきり「皆さん、こんにちは。私は、秋田義一と申します。」と相手に聴こえるように発音します。できれば、自己紹介を終えるときに、もう一度フルネームで「秋田義一です。よろしくお願いします。」と伝えると印象に残ります。

② どんな文字を書くかをわからせる

 音声はすぐに消えてしまいます。話している間に名前を忘れられるかもしれません。ホワイトボードなどに名前を書くことができれば、印象に残ります。どうしても視覚的に印象に残すことができない場合は、ことばでどんな文字を書くかを伝えましょう。例えば、「秋田県の秋田に、正義の義、漢数字の一で、秋田義一と申します。」「利根川の川に、原っぱの原、健康の康と書いて、川原康(かわはらやすし)です。」などとします。

③ 文字や音を意味づける

 名前の文字や、音をどうにか工夫して意味を持たせるようにします。何の意味もない音声を伝えるよりも、はるかに印象に残ります。例えば、次のように工夫します。

「安田英夫と申します。あんた(安田)え~(英)おっと(夫)と読めますが、妻に言わせると、休日はゴルフ三昧で家庭を顧みない ひで~(英)おっと(夫)のようです。」

「名簿に、書いてるよ。 甲斐照代です。」

「海住常幸です。海に住むと書きます。先祖は海賊だったと聴いています。今も海の近くに住んでいます。名前は常幸です。海の近くに住んで、常に幸せです。皆さん、自然を大切にしましょう。」

④ 地名や有名人と結びつける

 聴き手が良く知っていると思われる地名や有名人と結びつければ、すぐに名前を覚えてもらえるでしょう。「秋田県の秋田です。」「織田信長と同じ織田です。」「野口秀樹と申します。野口英世の野口ですし、湯川秀樹の秀樹です。なんともたいへんな名前です。がんばるしかありません。」

 皆さん、いかがでしょうか。これらは、あくまで一例です。自分らしい、個性的かつ効果的な自己紹介を工夫し、自分の名前を印象づけましょう

 

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