理事長ブログ「忘己利他」48

ビジネスコミュニケーション「仕事がはかどる話し方のコツ」
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第48回 人生は報告の連続

話力総合研究所 理事長

話力総合研究所 理事長
 講演会場で

 

 「報告」は、相手が知りたがっていること、自分が知らせたいことを正確に、簡潔に、タイミングよく「知らせる」ことが目的です。

 「人生は報告の連続」です。自ら直接得ることができることがらは限られます。多くの人の協力で、より多くのことがらを間接的に知り、知識の蓄積や判断、行動に役立てていますね。職場では、個々人の活動に関わることがらを「情報共有」しながら、職場全体として意思決定し、活動しています。報告・連絡・相談・打合せの重要性を認識し、おろそかにしないよう「報連相打を忘れるな」「報連相打が大切だ」などと言われています。

 時々「風通しがよくない職場」「風通しがよくない会社」などという話を耳にします。世間に知られるような大きな問題を起こした会社に対して言われることが多いようです。少し前の話です、ある社会問題を起こした企業に対して、マスコミは「良い会社なのだが、以前から風通しが良くなかった。現場の問題が経営トップまで伝わらない。風通しを良くしなければ。。。」と指摘していました。問題発生直後にその企業の株主総会に出席しました。担当役員の報告で、彼はその事柄が発生した年を1年言い間違えました。社長をはじめ、周囲の役員は気づいたはずですが、最後まで指摘しませんでした。「なるほど、風通しが悪いと言われるはずだ」と感じました。

 報告は受ける側の利益につながります。職場の利益につながります。それは企業の利益であり、内容によっては社会の利益にもなり得ます。ですから、報告しない、誤った報告、下手な報告は問題です。人間関係、信頼関係に影響します。職場がぎくしゃくしてきます。「なんでそんな重要なことを今まで黙っていたんだ!」と言われないように、心配りしなければなりません。

 営業担当が上司に報告します。「A社に行ってきました。うちの製品を評価してくれました。」上司はてっきり契約が取れるものと期待したのですが、ライバル会社に取られてしまいました。上司から「君は評価されたと言っていただろう。話が違うじゃないか」と言われないように、適切な報告を心がけなければなりません。

 正確に、簡潔に、タイミングよく報告することを心がければ、人間関係、信頼関係、評価が高まります。周囲との関係も良好になり、仕事がしやすくなります。家庭円満につながります。報告の重要性を意識して、実践していきましょう。

 

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