理事長ブログ「忘己利他」64

ビジネスコミュニケーション「仕事がはかどる話し方のコツ」
 ◆よりよく生きるためのツール ~ 究極のコミュニケーション能力を磨く ~

第64回 できる人のことばづかい

話力総合研究所 理事長
コロナ禍での指導講座

~ その1 ことばの乱れに染まるな! ~

 「ことばの乱れ」いつの世でも言われていることなのかもしれません。ことばは時代とともに変化します。大多数の人が違和感なく受け止めるようになれば、文法的に誤りだったことばも許容され、「市民権」を得るものなのでしょう。しかし、それには相当の時間がかかるのです。私が話力を学び始めた30年以上前には、「食べれる」「受けれる」「投げれる」などの「ら抜きことば」や「おっしゃられる」などの「二重敬語」について誤りだと指摘されていました。これらは今でも誤りです。最近はテレビや鉄道のアナウンス、役所や病院の窓口など日常いたるところで、首をかしげたくなるようなことばづかいがなされています。私たちはどういうわけか、比較的早く誤ったことばづかいに流されるようです。その速度は日に日に増しているように思います。日常にも誤ったことばづかい、不適切なことばづかいが知らず知らずに広がっています。テレビの影響、インターネットの影響が大きいのかもしれません。普段、何気なく使っていることばが、実は誤った使い方かもしれません。

 コンビニに行けば、「お会計のほう、千円です。」「1万円からお預かりします。」 正しくは、「お会計は千円です。」「1万円をお預かりします。」あるいは「1万円から千円お預かりします。」ですね。職場では、「お酒とか飲みに行きませんか?」「これから会議が始まります」 これは、「お酒を飲みに行きませんか?」「これから会議を始めます」ですね。レストランでは、「Aランチ3つでよろしかったでしょうか?」 今注文したのに、なぜ過去形にするのでしょうか?「Aランチ3つでよろしいですか?」 「小ライスが無料でつきますがいかがですか?」「大丈夫です」 いるのかいらないのか?迷いませんか?

 最近よく聴く耳障りなことばづかいに「~なっております」「~形」「なので~」があります。「駅構内は終日禁煙になっております」「明日は曇りのち晴れの予報になっております」「九州の上空に雨雲がかかる形の予報となっております」「こちらはファッションデザイナーのAさんになります」「こちらはたいへん人気の商品です。なので、お届けまでに少々お時間を要します。」

 いかがですか? 

 誤ったことばづかいが相手に違和感を与えます。不快にさせることもあるかもしれません。人間関係にマイナスの影響を及ぼすことがあるのです。特にビジネスの場では、明らかに実害を伴うことがあります。「なんだ、そのことばづかいは?」と思われないようあらためて、ことばづかいを学びましょう。世の中のことばの乱れに染まらないためにも、正しいことばづかいを身につけましょう。

 

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